人が亡くなった時に、葬儀式場に届けるお花を「供花」(きょうか)「枕花」(まくらばな)、果物やお菓子、お酒などを「供物」(くもつ)といいます。これらは通夜や葬儀の際に祭壇の周りに並べられます。
「生前お世話になった故人様へ感謝の意味を込めてお供えをする」という意味があります。
さて、供花や供物はどのタイミングで、どのくらいの値段の物を贈れば良いのでしょうか?供物、供花は地域の慣習、風習によって様々です。山口県では一般的に通夜葬儀の日程が決まり次第、親族が供花や供物を出します。
値段については、様々な価格が設定されており、選んで葬儀社に注文します。
その際、「誰からの供物か」を喪家に知らせるため、名札を付ける事が一般的です。親族からとしてまとめて「親族一同」子供、孫が複数いる場合は「子供一同」「孫一同」子供、孫が一人であり、一同でまとめない場合は個人名や連名で大丈夫です。
次回は供物、供花を送るに際しての注意点をお話します。